2018年10月5日金曜日

炎の戦車

80年代の洋楽を語るのなら、私的には一番のどストライク1982年だと思います。

今回取り上げる曲はある映画のサントラ収録曲として話題もなく1981年の12月に94位でビルボードHOT100に登場します。
 
7週後にはまだ68位におるのだが、何故か曲名がTitlesから改名されます。

その改名の効果か、曲を掛けるDJもリスナーも曲名を認識しやすくなり、じわじわと猛者の揃う82年のチャートをゆっくり駆け、トップ10入りします。
 
そしてついに21週目、チャート登場から5か月後、全米の頂点に立ちます。
 
その曲は7週連続1位を記録していたJoan Jett & The BlackheartsのI love rock'n' rollを頂点から蹴落とし、Paul McCartnety & Steve Wonderという最強コンビのEbony & Ivoryの全米制覇を1週間遅らせた曲でもあります。

結局1週だけの全米1位に終わった曲ですが、歌詞の無いインストゥルメンタルであり、現在でもギリシャ人のアーティストが記録した唯一の全米制覇だそうです。
蛇足ですが、インド・ヨーロッパ言語以外でビルボードの頂点になったのは坂本九さんの上を向いて歩こう、Sukiyaki songだけですね。
 
この曲はビルボード1位になって当然、いやなるのが遅かった曲です。最初から今の曲名出リリースされていたらと思います。
 
尚、邦題は炎のランナーですが、英語名はChariots of fire
Chariotとはあまり耳に市内単語ですが、ローマ軍の馬がけん引した戦車のことです。
映画ベンハーと言えばわかりますか?
 
いや、ジョジョの奇妙な冒険のジャン・ピエール ポルナレフシルバーチャリオッツと言えばあああ、と思う人も多いでしょう。


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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。