80年代の洋楽を語るのなら、私的には一番のどストライクは1982年だと思います。
今回取り上げる曲はある映画のサントラ収録曲として話題もなく1981年の12月に94位でビルボードHOT100に登場します。
7週後にはまだ68位におるのだが、何故か曲名がTitlesから改名されます。
その改名の効果か、曲を掛けるDJもリスナーも曲名を認識しやすくなり、じわじわと猛者の揃う82年のチャートをゆっくり駆け、トップ10入りします。
そしてついに21週目、チャート登場から5か月後、全米の頂点に立ちます。
その曲は7週連続1位を記録していたJoan Jett & The BlackheartsのI love rock'n' rollを頂点から蹴落とし、Paul McCartnety & Steve Wonderという最強コンビのEbony & Ivoryの全米制覇を1週間遅らせた曲でもあります。
結局1週だけの全米1位に終わった曲ですが、歌詞の無いインストゥルメンタルであり、現在でもギリシャ人のアーティストが記録した唯一の全米制覇だそうです。
蛇足ですが、インド・ヨーロッパ言語以外でビルボードの頂点になったのは坂本九さんの上を向いて歩こう、Sukiyaki songだけですね。
この曲はビルボード1位になって当然、いやなるのが遅かった曲です。最初から今の曲名出リリースされていたらと思います。
尚、邦題は炎のランナーですが、英語名はChariots of fire。
Chariotとはあまり耳に市内単語ですが、ローマ軍の馬がけん引した戦車のことです。
映画ベンハーと言えばわかりますか?
いや、ジョジョの奇妙な冒険のジャン・ピエール ポルナレフのシルバーチャリオッツと言えばあああ、と思う人も多いでしょう。
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