2018年4月13日金曜日

諜報活動

日本の刑法では有罪なら死刑の判決が出る犯罪が決まっております。


例えば窃盗を500件犯そうが被告は死刑にはなりません。 しかし、外患誘致罪(外国を助け、日本に攻め込ませた場合や武力行使があった際に外国に加担する)は死刑です。まあ、非国民、売国奴だからこれは当然でしょう。どこの国もスパイ活動には厳しい刑罰があります。直接は誰一人も殺していないのにナチスドイツのスパイは英国で逮捕され、裁判を経て、即処刑。この際ダブルエージェント、二重スパイになったのなら処刑を免れたそうです。

日本ではソ連のスパイとしてゾルゲが有名ですが、彼も特高警察によって逮捕され、彼の日本での同志も芋づる式に逮捕されていきました。その中には日本政府に近い日本人もおりました。

ゾルゲはナチス党員でもある、ドイツの新聞社の東京特派員として東京のドイツ大使館に入り込み、当時のドイツ大使と親密になります。今ならかなり厳しいバックグラウンドチェックをするのだろうが、当時はコンピューターがないので難しいでしょうね。ドイツ大使の親友になり、大使館内を自由に出入りします。しかもドイツ大使館お墨付きなら同盟国の日本の情報も得やすい。

まあ、実際はソ連の対独戦などの情報を得るために敢えて日本に着任したという話もあります。スパイを本国に送り込むより、第三国の方が入り込みやすいでしょうし。これは日本に居てはなかなか外務省の人間と接することは民間企業の社員だとないですが、海外にいるとその現地の大使館員と接することがあります。場合によっては大使と話せる機会もあります。

日本も戦時中は独自で中国・東南アジアなどでスパイ活動を しておりました。しかし、日本の場合、まさか日本人が外国と手を組むとは思っていないので防諜に関しては後手に回っていました。日本人の弱点として先進国の白人外国人に弱いことです。

大使館を設置した場合、現地職員の募集もするのですが、ここが要注意です。大使館が設置される国の多くが自国の息のかかった人物を大使館に送り込もうとします。国家機関の誘導なので履歴書や身分証明書の改ざんなどイチコロ。

スパイの多くが「まさか!あの人に限ってそれはない!」という人物ばかり。
尚、第二次大戦中は中立国や戦場とは程遠い第三国での諜報活動も多ければ、第三国の人物をスパイにする場合も多かったそうです。

米国と交戦中の日本が日本人を米国に送り込めないが、中立国などの第三国の人物を日本のスパイとして送り込むのはたやすい。逆にこの人物に全く日本の匂いがしない方が良いのである。

因みにその国の国民として送り込まれたスパイの多くが日常生活でスパイだと露呈しまったそうです。北朝鮮の金賢姫も日本の偽造パスポートを持っていましたが、入浴中にわざと熱いお湯を流し、本人の口からとっさに出たのが朝鮮語という都市伝説もあります(日本のテレビメーカーを知らなかった話も)。完全にその国の人物になりきるというのはやはり難しいですよね。

尚、未だに不思議なのが何故に偽造パスポートの氏名が蜂谷真由美だったのか?正直蜂谷っていう方に遭遇したことは一度もない。実際に存在した人物なのか?それとも適当に命名したのか?

これも金賢姫に日本語を教えた拉致被害者の抵抗だったのかもしれませんね。

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。