ロンドンの帝国戦争博物館には戦車も展示されております。
イギリスなのでイギリス陸軍の戦車ではなく、チェコスロバキアでライセンス生産されたソ連のT-34戦車が展示。
チェコスロバキア製のT-34戦車 |
しかし、英語ではfighting carとかbattle carとは言わずに現代の戦車はtankであり、ローマ時代のはchariotです。因みにtankと命名されてのも世界初の近代戦車は英国で製造され、そのことを伏せておくために「水を運んでいる車』ということでタンク=tankになったそうです。
ドイツ海軍の電気式魚雷 |
チェコスロバキア製の戦車の次はドイツ製電気式魚雷です。こちらは第二次世界大戦中にドイツ軍が使用した魚雷ですが日本海軍の酸素魚雷と同じく、雷跡が出ないので日中の攻撃に使用されたそうです。何せドイツ海軍=Uボート(潜水艦)ですからね。因みに音響追跡(ホーミング)魚雷を開発したのもドイツです。
それにしてもドイツはV-1やV-2ロケット、電気式や音響追跡魚雷といい飛び道具の開発では群を抜くドイツです。
蛇足ですが、魚雷も短縮形で、本当は魚形水雷だそうです。魚形水雷なんか誰も使いませんし、水雷自体誰もつかいませんが。因みに魚雷の仲間には機雷、爆雷などがあり、機雷は機械水雷の略です。しかし、爆雷は正式名称みたいです。
魚雷は英語でtorpedoであり、機雷はnaval mine、爆雷はdepth chargeなので統一性なし。因みに地雷はland mineなのでnaval mineの機雷の仲間。海か陸かの違いですな。この中で日本人が一番使うのが地雷でしょう。「地雷を踏んだ」と言いますからね。「機雷に接触した」と誰かが使ってくれたら面白いですが。
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