三菱零式艦上戦闘機 |
当時としては画期な20ミリ機銃を装備。航続距離も長く、機動性に優れた第二次世界大戦の名機のひとつですが、戦争末期には多くが神風特別攻撃隊として出撃。
尚、艦上戦闘機ということで空母から発進します。真珠湾攻撃の際は九七式艦上攻撃機と一緒に出撃。真珠湾基地から発進する米国戦闘機との空中戦を想定。
あまりにも性能が良かったので連合軍は戦争初期にはゼロ戦とのドッグファイトを避けろと言われていたらしいです。その後米軍はムスタングやヘルキャットなどの戦闘機を開発し、ゼロ戦以上の戦闘能力を発揮しますが、これは機体の性能よりパイロットの腕の違いだとも言われております。
日本軍はパイロットの育成より特攻をさせ、最終的には経験の少ないパイロットにも特攻を命令。その点米軍はパイロットを大事にし、育成にも力を入れておりました。どうも日本軍は機体と同じく、パイロットも生産すれば良いという考えだったみたいですね。
陸軍が後継の戦闘機を開発する中、海軍は後継機の開発がなかなか進まず1944年にやっと紫電改を投入します。紫電改がもっと早く開発され、運用され、パイロットの育成もしっかりとし、理不尽な特攻をしなければ戦局は違っていたでしょう。
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