2018年6月12日火曜日

毒殺

紀州のドン・ファンといわれた77歳の資産家の死に謎が及んでおります。
体内から覚せい剤反応が出てきたからです。
尚、このブログは6月9日の朝に書いております。

毒殺って私の持論では女性の犯行です。そして被疑者は被害者の身近な人物。

殺人の動機は前に書きましたが3つしかありません。
  1. 怨恨
  2. 金品・わいせつ目的 
  3. 通り魔的犯行
津山事件は怨恨、大久保清や宮崎勉は性的目的、勝田清孝や梅川昭美は強盗目的。池田小で何人も殺した宅間守は通り魔(怨恨ともいえるが被害者と直接の関係がないので)。

今回の事件は毒殺事件であります。
毒殺事件でも名張葡萄酒事件は1。トリカブト事件は2。和歌山カレー事件も2。清算コーラ事件は3。

3の場合以外は犯人は比較的特定しやすいのが毒殺事件です。 何故か?何故なら見知らぬ人物が犯人ではないからです。

被疑者とは
  1. 被疑者は被害者の知人・友人・家族
  2. 被害者は被疑者と切面識がない 
この二つしかないですよね。見知らぬ人物から飲まされるのってほぼないので被疑者は1となります。

毒殺の場合、重要なのが毒薬の入手。刺殺や撲殺、扼殺や絞殺と違って薬品などの入手がほかの殺害方法と違って複雑です。包丁ならどこででも変えますが、ヒ素とか簡単に手に入らないし、まして覚せい剤はもっと無理。

この事件をまとめると犯行は金銭目的(怨恨も否定できないが) 、被害者は被疑者のことを知っている。そして覚せい剤を入手できた人物。

覚せい剤で気を付けないといけないのが法律的に使用だけではなく、所持でも逮捕されることです。農薬を合法的に入手するとはわけが違う。
となると覚せい剤を売った人間から強請られる可能性もあります。

それにしても覚せい剤での殺害は前例をあまり聞きません。それは覚せい剤が高いからです。ということはこの被疑者はある程度経済的に余裕があるということです。そしてヒ素とか農薬に疎い人物で裏社会とも通じておれば覚せい剤での殺害も思いつくかもしれませんな。

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。