2018年6月28日木曜日

親日国


敵の敵は仲間ということです。

ポーランドやフィンランドといった常にロシアの脅威にさらされた国はロシアと戦い、勝利した日本に親近感を持ちます。リトアニアではあの杉原千畝が奔走し、命のビザを発給。チェコスロバキア軍がシベリアで閉じこまれた際に、日本はシベリアに出兵。トルコ海軍の軍艦が和歌山県沖で座礁した際は村民挙げて船員を救出。

インドと仲が悪いパキスタンはインドと仲悪い中国とは親密な関係。しかし中国がパキスタン人を助けたという話は聞かない。

でも、親日国の中には不名誉な理由で親日国家だった国があります。それは南アフリカ共和国。白人至上主義、アパルトヘイトの時代ですが、国際社会がアパルトヘイトに抗議するために南アに経済制裁をする中、日本は南アに輸出、南アから輸入。そのため、有色人種国でも日本は名誉白人という不名誉な地位を与えられます。勿論、南アの白人(多くはオランダ系のアフリカーナ)は根っから日本が好きなのではない。

こういう美談は時代背景があるので仕方ないが、大体大二次世界大戦前に起こっており、戦後ではない。本来なら戦後に美談の一つや二つが欲しいところだが、軍拡の放棄が意外にも美談を減らさせた原因ではないかなと思います。

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。