2018年9月1日土曜日

岡崎市



愛知県は福岡県と同じく、私の物騒な都道府県のリストに入ります。そして福岡と違い、未解決事件が多いイメージです。

いずれにせよ殺人の場合被害者と被疑者に面識があるかないか。
そして人が殺される理由は3つしかない。
  • 怨恨
  • 犯罪を達成するためか犯罪を隠すため
  • 通り魔的犯行
怨恨は基本的に顔見知りであり、犯罪を達成するためや隠すためは強盗殺人や強姦殺人であるので顔見知りではない場合が多い。通り魔的犯行は顔見知りの可能性はない。
 
今回の場合、室内であるので通り魔的犯行ではない。誰でもいいから人殺しをしたかった人物が状況が分からない他人宅内には入らない。
 
今回の事件の注目点は施錠されていた点と凶器が現場にない点である。
被害者が施錠はしないし、凶器の始末をしてから息を引き取ることはない。
 
ということは被疑者が施錠し、且つ凶器も持ち去ったのであろう。
ではなぜに施錠し、何故に凶器を持ち去ったのか?
 
施錠する理由はドラマだと完全犯罪狙いだが、首つりでなければ施錠されていてもされていなくても殺人と断定される。ということは 施錠した理由は発見を遅らせるためしかない。逆に鍵がかかっていない方が強盗殺人に傾く。しかし、強盗犯が事前に鍵を持っている可能性は低いし、わざわざ掛けて逃げる必要はない。となると身内説に傾く。
 
凶器も同じで、強盗が住人をその住人宅にある包丁で殺してもわざわざ持ち去る理由がない。あるとしたら指紋だが、そんなの拭くか洗い流せばいい。もし被疑者が自前の凶器を持参したのなら足が付く可能性があるので持ち去る。
 
さて被疑者は誰なのだろう。
当然被害者の奥さんが怪しくなります。
 
何かの理由で奥さんか奥さんの愛人が被疑者を刺し、奥さんは施錠して外出。出勤しない会社の上司が不審に思い、警察に通報。警官によって発見される。奥さんの計算外はまさか会社の上司が即日に通報するとは思っていない点でしょう。帰宅してから遺体の処理をしようと思っていたのではないかと。
 
確かに一人暮らしの老人でもないし、ちゃんと奥さんと同居していたのなら上司の110番通報はかなり不思議です。だって無断欠勤初日の10時に110番ですよ。何時出勤が知りませんが、10時とはかなり早いかなと。
 
でも、警察官が窓ガラスを割ったりして家に入ったとは思えないので奥さんと連絡が付き、奥さんに開けてもらったとしか思えないんですよね。その場合、奥さんが犯人の線はない。自分が殺しておいて警察を招き入れないし、警察から連絡を受けた時点で嘘をつけばいいんですよね。『旦那ならいつも通りに出勤しました』と。
 
被害者が殺されたのは間違いなくいつもの出勤時間前。その際奥さんがいなかったのなら奥さんはその前に外出していたことになります。
 
死亡推定時刻と奥さんがいつ外出したかが焦点ですね。


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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。