2018年9月4日火曜日

恵庭市

https://www.nikkansports.com/general/news/201809030000771.html

北海道は北の大地と呼ばれ、広大な面積を誇り、人口も多いですがあまり凶悪事件のイメージがないところです。しかし、未解決事件は多い印象です。その筆頭は室蘭の女子高校生行方不明事件。

刑期を満期で出所ですが、この方が冤罪で逮捕、拘留、服役していた場合、真犯人がいるのです。

名張葡萄酒事件も帝銀事件も財田川事件も足利事件もどれも真犯人がどこかにいるのです。別の人が逮捕され、真犯人はのうのうと暮らしているのです。 狭山事件もそうでしょう。

しかし、これらの冤罪事件に関して言えば逮捕された方々はどこか後ろめたい過去があることです。名張葡萄酒事件の奥西勝さんは愛人が死亡。帝銀事件も別の詐欺事件を犯している。財田川事件でも冤罪で捕まった方は財田の鬼と呼ばれたその地区の不良。

殺人事件には3つの動機しかありません。
①怨恨
②犯罪を達成するため・隠すため(強盗殺人など)
③通り魔

こちらの事件は殺され、遺棄され、焼かれたので①しかありえません。
死体の焼く理由は死体を埋める、沈めると違い「身元を隠すため」と「激しい憎悪」です。

しかし、焼かれるので発見されるのは早く、身元が判明すれば被害者の周りの人間が疑われるのは必然です。そのためこの女性が浮上したのでしょう。交際トラブルがあったのは確かでしょう。

では、そうなると真犯人は誰なのか?二股をかけていた女性の一人が死亡。もう一人は刑務所へ。そうなると必然的に二股の男性が濃厚となります。理論的には名張葡萄酒事件の奥西さんと同じ。奥さんも愛人も始末できたので。 でも、三角関係の清算って両者とも始末する必要はあるのだろうか?

岐阜の男性高校教師が教え子達に貢がせ、その中の一人の教え子を殺した事件がありましたが、この時ももう一人の教え子を共犯として巻き込んでおります。なのでこの恵庭市の事件も男性が女性と組んでもう一人の女性を殺害するのはあり得ても一人を殺し、もう一人を犯人にさせるのはしない。

あるとしたらもう一人、三人目の女性がおり、こちらが本命だった。しかし、いずれにせよ警察は徹底的に男性も調べるはずなので彼は無実なのでしょう。しかも遺体を焼く意味もあまりありません。

冤罪を主張するのなら自分がいかに犯行に関係ないかも証明する前に真犯人を調べることも重要ですよね。そして自分が逮捕され、誰が一番得をしたのかも考えないといけない。

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。