チェコのコマーシャルは日本のとは違います。
扱うCMの商品ではなく、その内容です。
どこかの旅行の帰りに息子がおしっこをしたくなり、一家を乗せた車は田舎道で停車し、男の子は道端で立ち小便。
急いでいるのに息子のおしっこにイラっとしている父親の横で母親が買い物をしたいと言い出す。父親は「どこにも寄り道しないぞ!」というのですが、母親は「どこにも寄らないよ」と言ってスマホを取り出し、ネットで買い物をし始めます。
こちらは某宅配スーパーのCMです。
皆さん、日本のCMで立ち小便のシーンを見たことがありますか?
実はチェコは田舎道でもなく、プラハ市内でも平気でおしっこをさせる親が多いです。大人でも真昼間からしている人も良く見かけます。確かに公衆トイレは有料が多い。なのでCMで立ち小便でも子供だから猶更チェコ人にはおかしくないのでしょう。
しかし、チェコでも立ち小便は立派な軽犯罪です。
CMのコンセプトは非常に良いと思いますが、果たして立ち小便のシーンは必要だったのか?タイヤがパンクでもいいし、ガス欠でもよい。
子供とはいえ、立ち小便のCMは明らかにマイナスであり、CMを依頼した会社の人は日本人は激怒します。幼児ならまだしも、結構いい歳の小学生です。その前に企画は通りません。
しかし、そこがチェコなので。
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