2019年3月2日土曜日

通訳

昨日は朝からチェコ人の友人、「ボカサ大佐夫人」に頼まれ、通訳に行ってきました。

場所はプラハの旧市街広場にあります旧市庁舎。
通訳する相手はプラハ市役所の役人さんと京都の同志社大学の学生及び引率の先生。

プラハの旧市街広場。左側の建物が旧市庁舎。
 プラハ市と京都市は姉妹都市であり、その交流の一環で京都市にあります同志社大学の学生オーケストラの一団がプラハを訪問、そしてプラハで演奏をする。姉妹都市なので学生らがプラハ市役所を表敬訪問という形をプラハ市役所の方々の好意で旧市庁舎のサロンで歓迎会を開催。プラハ市役所からは市長直属の国際関係・外交儀礼課の課長さんが出席。彼の挨拶と学生代表の挨拶の通訳でした。式典自体はものの10分で終了。

旧市庁舎と天文時計
歓迎会が行われた会場
 その後はガイドさんによる旧市庁舎内の見学。女性の中年のガイドさんでしたがなんと長くタイに住まれていたということでタイ語も堪能だとか。英語のほかにフランス語とドイツ語も話せ、旦那さんはもともと国連で勤務だったとか。外交官の奥さんという感じの品がある方でした。

旧市庁舎の部屋
 22年もプラハに住んでおりますが、旧市庁舎の内部を見学するのは初で、ガイドさん付きだったのでこちらも大変勉強になりました。

ガイドさんの説明を直接日本語に通訳するのではなく、チェコ語の説明をそのまま日本語にせずに一度自分で文章を考えて説明するのが私のモットーです。従って式典の際の通訳と観光の際の通訳は違います。通訳と翻訳の違いに近いと思います。

旧市庁舎内のチャペル
 そしていよいよこの見学のハイライトが仕掛け時計、からくり時計を内側から見る、です。旧市庁舎といえば旧市庁舎の塔の天文時計。毎時零分にからくり時計を見ることができるのですが中から見るのは初。

からくり時計の内側
 そして10時の鐘が鳴り、からくり時計がスタート!

貴重なからくり時計内側の映像

 尚、動画には私の声も残念ながら入っております(笑)。

その後、地下室まで移動し、見学。そして11時前に終了。有意義なお仕事でした。
この機会を与えてくれたボカサ大佐夫人に感謝です。

尚、コンサートは3月4日月曜日の夜。ルツェルナ宮殿で開催!


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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。