2019年12月16日月曜日

The Tokyo 48 Hour Film Project 2019

昨日は中野ZERO西館小ホールで開催のThe Tokyo 48 Hour Film Project 2019のプレミア上映会に行ってきました。上映会は3部に分かれており、私は真ん中のBグループを鑑賞。世界各都市で同じ名称の短編映画コンペがあり、勝ち残ると最終的にはカンヌ国際映画祭で上映されます。ここが大事です。最終地点は世界なのです。

ホールに到着し、受付でチケットを購入。1000円。
しかし、ここでは謎のシステムがありました。受付に2人いるのですが、一番左の女性はチケット代を受けとるだけ。代金を払うと隣の列に並べと指示。チケットはもう一人の女性から貰うシステム。正直、別々にする必要はあったのだろうか?それぞれが代金を受け取り、チケットを渡せば並ぶ列も短くなるはず。チケットと同時に今回のプログラムと投票用紙を貰う。

館内に入ると自由に空いている席に座れるシステム。独りで観に来ている人たちは少なく、どうも出演作品の関係者が多い感じでしたわ。これだと観客投票は組織票になりますね。しかし、上手い具合に三作品を選ぶ必要があり、且つ順位もつけない。従って組織票が入っても投票する人はあと2作品選ばないといけない。そして4つ選んでもダメだし、2つだけでも無効になる制度。これは非常に良かったですね。

14:30開場、14:45開演だが、勿論時間通りに始まらない。そしてフリーアナの女性が登場。挨拶をするのだが、このBグループの作品名を読み上げるわけではなく、何作品あるかも言わない。確かに受付で貰ったチラシに書いてあるのだが読んでいない人もいるだろうし、ちょっと不親切感を感じましたわ。

尚、出品作品には各種条件があり、大事なのが派遣社員という役でメニューが登場しないといけない。 あと、「それは違う問題でしょ」というセリフも無いといけない。

そして上映。
1本目はRESET。
ストーリーは面白いのだが主役の男性が派遣社員。勿論男性の派遣社員は多いが、デスクワークという業務で派遣だと違和感を感じるし、派遣である意味がほぼ不要な設定でした。戻れる時間を選べるというメニューは良かったのだがそのメニューを選べる対価は?。もうちょっと長めの作品ならもっと良かったですね。
 
2本目はMIND VIRGIN。
こちらは正直今回の作品で一番最低でした。それが顕著に分かるのがこの作品だけ拍手が無かったこと。派遣社員という設定もやはり若い男性が派遣社員なのですが、派遣社員の意味が全くないし、派遣社員と分かるのも普通は名刺を渡す場面ではないのに名刺を渡し、相手が派遣社員かよと言って判明します。名刺に派遣社員、正社員って書いていませんけどね。。。小道具で必要なメニューも全くストーリーに絡んできません。そしてメニューという縛りのために舞台は喫茶店です。
 
3本目は『裸で汁を出すだけの簡単なお仕事です。』
アダルトビデオの汁男優のストーリーですが派遣汁男優という?な設定とメニューは出て来たかな、という内容。コメディ的には良いのですが、世界を狙う気はあるの?と感じる作品でした。
 
4本目は『コインランドリー男、生まれ変わる』。
この作品の痛い点はコインランドリーの英語のスペルを間違えたこと。 それとここでも喫茶店が出てくるのですが働いているスタッフが派遣社員という?な設定でした。
 
5本目はFAMILY BEACH
これ悪くはなかったです。3番手で投票しようか迷いました。派遣社員の設定も悪くないし、メニューもちゃんと出てくる。しかし、主人公が元プロ野球選手に見えなかった点が残念でしたし、途中の卓球のシーンは?でした。ここはバッティングセンターにして関連付けたほうが良かったかと。
 
つづく
 

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。