2018年2月11日日曜日

殺人事件

連続して殺人ネタの投稿ですがお許しを。

殺人事件で重要なのが
  1. 遺体の状況
  2. 殺害方法  
この二つです。遺体の状況とは
  • 殺害現場のある(A)
  • 殺害現場以外に遺棄(B)
  • バラバラにされた(C)
殺害現場にあるとはまさしく被疑者に殺された現場に横たわっているということで、被疑者は殺した後に遺体を運んでいないという意味です。殺害現場以外に遺棄とは被疑者が殺害した後に遺体を運んでどこかに遺棄したということです。最後のバラバラは説明不要だと思いますが、殺害後に遺体を切断などし、遺棄したとなります。遺体を化学薬品で溶かすも同じ行為です。

遺体が殺害現場にある場合は被疑者、犯人と被害者に接点がある場合と無い場合があります。遺体をその場に放置する理由として、遺体が発見されても犯人と被害者の関係が無い場合、被疑者は放置します。例えば見知らぬ住人を殺した強盗殺人犯はわざわざその遺体をどこかに運びませんし、バラバラにしません。

では、何故に強盗殺人犯は遺体を運ばないのか?それは運ぶという行為に非常に高いリスクがあるからです。室内から室外に運ぶ際に目撃されるかもしれない。それに山とかに運んでいる途中に車が故障したり、検問に遭う可能性もある。遺体がすぐに発見されても犯人にたどり着くまで時間が掛かります。 バラバラにしないのも同じ理屈です。

と言うことは遺体を運んで遺棄するということは犯人と被害者に接点があるからなのか?
それも全てに当てはまりません。例えば自宅で殺したとします。その場合、遺体の処理に困ります。となるとどこかに遺棄しに行くか、バラバラにしないといけません。例の座間の事件で被疑者がバラバラにしたのもそのためです。彼が被害者の自宅で犯行に及んでいたのならバラバラにする必要はないのです。従って遺体が遺棄されていた場合は被疑者は身内かそれとも被疑者の生活圏内で殺人が行われたということになります。

そして同じ遺棄でもすぐに発見される場合と地中に埋められていて、何かの拍子で発見されるでは違います。前者の場合は被疑者は接点のない人物、後者の場合は接点のある人物の可能性が高くなります。

バラバラにするのは先ほど書いたように遺体の処理に困ったときの他に遺体の身元を隠す必要がある場合の2つの理由があります。遺体の身元を隠すのは遺体の身元が判明するとその人物をたどっていけば犯人にありつくのを防ぐため。いずれにせよ見知らぬ相手を自宅など自分の生活圏で殺害した場合を除き、基本的にバラバラにしません。

次に殺害方法ですが
  • 絞殺や扼殺(I)
  • 刺殺(II)
  • 銃殺(III)
  • 撲殺 (IV)
  • 毒殺や窒息死(V)
 主な殺害方法はこの5つです。窒息死とは練炭などを用いた一酸化炭素中毒死、溺死、や火災を用いての殺害とします。

まず、絞殺と扼殺の違いですが、絞殺とは紐などを使って相手の首を絞めた場合。扼殺とは手で首を絞めた場合になります。どちらも非常に高い可能性で犯人、被疑者は男性となります。扼殺の場合、凶器は存在しませんし、絞殺の場合、凶器は日常生活で一般的な物のタオルやネクタイなので家庭にあるものとなり、犯人は殺意が元々なかった場合が多くなります。銃殺の場合は日本は銃器を合法に持てないのであらかじめ殺意があるとなります。刺殺の場合は凶器は包丁やナイフなどの鋭利なものとなり、これも家庭内にあり、火被疑者は男女ともあり得、しかも殺すつもりで被害者に会ったのかは半々です。撲殺はハンマーやバットなどの鈍器が凶器であり、この場合犯人は男性がほとんどです。しかも一撃ではなかなか殺せないので非常に強い殺意があった筈。最後に毒殺ですがこれは女性が犯行の場合か、一気に複数の人間を殺すか、殺人だと隠すための殺害方法になります。保険金殺人で多いパターンです。

では過去の事件から分類していきましょう。太字は複数の被害者が出た事件の場合。
津山三十人殺し A-III
阿部定 A-I
小平義雄 A-I
西口彰 A-I
帝銀事件 A-V
名張葡萄酒事件 A-V 
大久保清 B-I
勝田清孝 A-I/A-III 
井之頭公園バラバラ殺人事件(未解決) C-?
宮崎勤 C-I
和歌山カレー事件 A-V
池田小事件 A-II
市橋達也 A-I (自宅のマンションのベランダの浴槽に遺棄だが隠したとは言えない)

木嶋早苗(未決) A-V 

荒木虎美(別府3億円殺人事件)A-V
保険金目的で母子家庭に近づき、長男を除く一家3名を載せた車を別府湾に突っ込ませ、自分だけ助かり、三名を溺死させ、保険金をだまし取ろうとした事件。
佐川一成(パリ人肉事件) C-III
世田谷一家殺人事件 A-I/A-II
島根女子大生殺人事件 C-?  

こう見ると皆さん、分かったと思いますがVの殺害方法を選んだ場合は遺体を遺棄していないのです。しかし、帝銀事件を除けば犯人は身内の人間となります。
そしてバラバラにせずご丁寧に遺体を遺棄し、隠したのは大久保清元死刑囚だけです。これは自宅での犯行ではなかったからであります。

市橋の場合はかっとなって殺し、とりあえず遺体をベランダの浴槽に隠し、その後バラバラにするか外部に持ち出し、遺棄しようとした前に逮捕されたと思われます。大方バラバラにしたと思われます。座間の事件の場合、自宅で殺したので遺体を処理する必要があり、バラバラにした。しかし、すぐに処理しなかったところが不思議です。

例えは悪いかもしれませんが、スーパーで食材を買ってきて、冷蔵庫内で賞味期限が過ぎ、腐らせる人は多々おります。しかし、賞味期限内に食材を使い、調理した料理を冷蔵庫内に放置し、腐らせる人は少ない。しかも被害者が一人ならまだ理解できるが、大人数なのに遺体の処理方法を決めていなかった点は凄い不思議です。

近いうちにサイコパスについても書いていきたいと思います。
       

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。