ちょいと古いニュースですが気になったので書きます(因みにこのブログを書いているのは2月20日です)。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201802200000717.html
パリーグの集客を増やすためにインバウンド集客企画というものが大学生から出てみたいですが、正直学生とプロ野球の球団がインバウンドと聞いてもピンときません。
従って入札はゼロでした。
野球というスポーツはサッカーと違い、マーケットが限られております。
そして日本のインバウンド、訪日旅行者の多い順番は中国、韓国、台湾とかの東アジアや東南アジア。トップ10に入るのが米国、豪州、そして英国。
米国人がわざわざ日本で野球を観たいとは思えない。しかし、野球は韓国や台湾では人気プロスポーツ。
ひと昔前、野茂英雄がメジャーに渡るまで正直メジャーに関心があった日本人はほんの少数派。しかし、野茂、そしてイチロー、松井と渡米するにつれ関心も高まり、日本人が観戦に行くのは当たり前のスポーツに。これは欧州のプロサッカーリーグに所属する日本人選手の場合も同じパターン。
この発想を台湾や韓国に向ければいいのです。中国や豪州でも良いでしょう。
現在のNPBでは一軍登録できる外国人は4名までとなっております。日本人選手の保護のためには必要なことですが、国際化されたこの時代にこのルールはマッチしておりません。
そこで台湾、韓国、中国などアジア諸国の選手は無制限にすれば各球団もアジアのスター候補と契約し、日本でプレイされることも可能。 欧州サッカーのEU枠と非EU枠みたいなものです。
日本では地上波でプロ野球が放送されなくなったと嘆いておりますが、正直ほぼ全試合をCS等で観戦することはでき、逆に30年前よりファンは確実に増えております。川崎球場や大阪球場のあのガラガラを覚えておりますか?今ではどこの球場も平日でも1万人は入場しております。
台湾や韓国の選手が日本でプレイすればいい。少なくとも環境は自国に近いし、年俸は間違いなく日本の方が上。球宴休みで自国に帰るのも楽。
NPBも放映権を台湾や韓国などに売る。そして旅行会社は間違いなく観戦ツアーを組む。
各球団にアジア系の選手が2-3人でもおればいいわけです。一軍の登録枠を28名から40名までに拡大(ベンチ入りは25名)。逆に各球団は米大陸以外の選手を2名は最低入れないといけない。台湾や韓国からマスコミも来ますしね。そして意外とスポーツニュースで触れられていないのが韓国プロ野球チームが日本でキャンプをしていること。もっと自治体も誘致に乗り出すと良い。勿論キャンプ観戦ツアーも催行可能。
その為には球団数の拡大が条件。現行の12球団から16球団、各リーグ8球団にする。
追加の4都市の候補地は新潟、金沢、静岡、高松。そして重要なのが二軍をMLBみたいにマイナーリーグ化すること。このマイナーリーグ18球団も全国にちりばめる。
その候補地は旭川(日ハム)、秋田(楽天)、宇都宮(ヤクルト)、さいたま(西武)、長野(新潟)、八王子(巨人)、川崎(ロッテ)、相模原(横浜)、浜松(静岡)、富山(金沢)、岐阜(中日)、堺(オリックス)、岡山(阪神)、米子(広島)、松山(高松)、熊本(ソフトバンク)。
多くの都市はそこまでインバウンドで賑わっていないところをあえて選択。地域活性化も期待できますよ。
2018年2月8日木曜日
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