2018年4月21日土曜日

先々行オールナイト②

6年半のバイト生活で先々行オールナイトを担当したのはダイハード3が初であり、最後でした。それだけの話題性がこのダイハード3にはありました。

 日比谷スカラ座での先々行オールナイトには私を含め、バイト5名が出陣。1本目は22時前だったので契約社員の方が残り、6名。前にも書いた通り、この時の最強の布陣。通常だとバイトを映画館や東京宝付劇場ごとに散らすのですが、この日はオールスターでした。普通のオールナイト興行の場合、バイトは最大3名なのでいかに多いか分かるかと。

だいぶ前に書いたように日比谷スカラ座のMax戦闘要員は8名。そこに契約社員の方を入れて6名。従って余裕のない布陣でした。

一本目の布陣は年長者であり、一番経験が長いSさんが飲料ディスペンサーの左横。販売1番手。その左に5名の中で私の次にバイト経験が長い大学生。ディスペンサー担当がフリーターの男性(私と同い年)。そしてその右横が別の大学生のバイト。プログラムやグッズは契約社員さん。 私はホットコーヒー、アイスコーヒー、烏龍茶、そしてビールを担当。

夏だったのでホットコーヒーは出ないので作り置きはしません。アイスコーヒーを先に作り置きします(勿論開場時間からの逆算です)。ディスペンサー担当はコーラやオレンジ系の飲料の作り置きをします。まずはカップに氷を入れ始め、作り置きする分の氷入りアイスを用意。そして作り出すのですが、この際蓋を閉めるのはディスペンサー担当ですが、ストローを刺すのは販売1番手のSさんです。そのSさんがストローを刺し、並べていきます。Sさんが並べ終わったら、右側の販売三番手が自分の前に並べます。

アイスコーヒーを並べるのはSさんと二番手の後ろ。 氷入れから蓋をし、ストローを刺すのも私の担当です。そして開場し、お客さんが入ってきたらビールの作り置きもスタートします。この時代、まだ日比谷スカラ座は自由席もあったのでまずは席取りにお客さんは行きますのでタイムラグが発生します。

アイスコーヒーはある程度作り置きしているので私の戦闘位置はビールのディスペンサー前になります。日比谷スカラ座の売店はこの数年前に日本初の自動ビールディスペンサーを導入。ボタンを押すとカップが傾き、ビールが注がれ、最後はまたカップが垂直になる。自動化のお陰でその間別のことができるので非常に便利な機会でした。

しかし、自動化のお陰でこの後、大変なことになります。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿

明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。