2018年5月18日金曜日

飛田新地

このブログを書いているのはプラハ時間の5月17日の10時過ぎです。

https://www.nikkansports.com/general/news/201805170000491.html

この記事を読んで絶句しました。と言うのもみなさんご存知のように大阪の飛田新地は誰もが知る風俗街です。しかも、ソープランドやヘルスでの登録ではなく、料亭、飲食店としての登録なので風営法の許可はない筈。

しかもここの組合の顧問弁護士はあの有名な橋下弁護士。橋下弁護士はかなり強気で売春は行われていないと前に記者会見していたと思うのでその点はどうなのか。

飛田新地に行ったことはないですが、前からちょくちょく調べているとお店の形態は他の風俗店と違い、雑居ビルの一室ではなく、二階建ての建物の1階に広めの玄関があり、玄関は開いており、そこに靴脱ぎ場にばばあと言われている交渉役の中年女性が座っている。そして若い女性が玄関を上がったところに座っている。ばばあと交渉し、合意すれば二階の部屋へ若い女性と行く。

飛田新地の名目は「ここは料亭であり、料亭に来た男性が若い女性の仲居と自由恋愛で性行為に及んでいる」。勿論、性行為に関しては店は関係ありませんと。しかし、一般社会ではこの手と言うか、この理論は通じません。自由恋愛だからと言ってもそれならカフェに来た男性のお客さんが若い女性店員と世間話をし、男性が店員を口説き、そしてお店の奥に両者が消え、そこで性行為をするのをお店の店長は黙認するのか?普通のカフェならしませんし、女性店員は即解雇です。時給を貰っている時間に性行為をし、お店の業務を怠っているからです。

しかも、店長が黙認、いや店長がこのシステムを考えた場合、この店は数か月後に警察に踏み込まれ、そして警察24時で放送されます。しかし、何故かこれが大阪の飛田新地では長いこと許されていたのです。

ソープランドの経営者が逮捕されるのはよくあります。ソープランドは特殊浴場であり、今後新規での許可は出ないと言われている産業。ちゃんと風営法の許可を貰っているのに逮捕者が出るので、これは見せしめとしか思いません。経営者が何か警察の逆鱗に触れたのか、それともたまに取り締まりをしないと世間が許さないと。因みに日本には厳しい法律があり、風俗店に女性を斡旋するサービスをしてはなりません。と言うことはお店が募集し、そこに女性が自分の意志で直接応募に来ないといけないシステム。

話を飛田新地に戻しますが、飛田新地が取り締まりにあったなんか聞いたことがありません。多分今回の事案はお店と反社会的勢力が結びついていたからでしょう。しかし、風俗店と反社会的勢力の結びつきなんかこの店だけだとは思えません。みかじめ料を要求されていると思うんですよね。

1か月で400万円の売り上げってなんか少ない気もします。1日13万円程度。お客も1日で片手で数えられる程度。若い女の子に払うことを考えたらお店の利益は100万円あったかないかでしょうね。

いずれにせよ日本はグレー社会。風俗に関してはお店も女性も登録制にし、ちゃんと健康診断も受けさせ、高い税率を課し、納めさせ、警察・税務署・保健所が把握しているのが大事かと。私の持論では性風俗がクリーンな街程性犯罪は少ないです。

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。