ポークシュニッツェル |
シュニッツェルはドイツ語であり、チェコ語ではジーゼックとなりますがシュニッツェルでも大抵通じます。逆に英語の場合、fried porkやdeep fried pork in breadcrumbsと書くとピンとこないので英国人にもシュニッツェル、schnitzelで通じます。
シュニッツェルと言えばウィンナーシュニッツェル。こちらはオーストリアの首都ウィーンの名物で、仔牛のシュニッツェルとなります。シュニッツェルの場合、日本のとんかつと違い、いかに薄く叩けるかが勝負となります。
オーストリア以外では仔牛バージョンは稀で、専らチェコではポーク、又はチキンになります。ターキーのシュニッツェルも時々あります。ウィンナーシュニッツェルの場合は、付け合わせにオーストリア版のポテトサラダが出てきますが、チェコの場合、お店で付け合わせを選べる場合が多く、茹でたジャガイモ、フライドポテト、マッシュポテトが人気です。
日本のとんかつにライスみたいな感覚でシュニッツェルとライスを頼むとウェーターさんに嫌な顔をされます。多分これは日本でいうところのお寿司に醤油ではなく、マヨネーズなのかもしれません。
揚げ方も日本の油やラードたっぷり入った鍋に衣をつけた肉を入れるのではなく、フライパンなどの鉄板で薄いラードやバターで揚げるところが多いです。尚、日本みたいにとんかつソースはなく、レモンを絞るだけ。お肉に塩コショウがされており、ソース類は不要です。
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