この時代、英国と米国ではヒットする曲が違います。それはそうです。動画サイトはないし、音楽と言えばラジオ、テレビ、そしてレコードです。
70年代と言えばディスコです。なんといっても英国のビージーズが世界を席巻します。映画サタデーナイトフィーバーのサントラのアルバムはミリオンどころか全世界で1000万枚以上の売り上げ。自身が歌う曲はビルボードシングル1位は勿論、プロデュースした曲も1位を連発。
その中、 ある黒人女性アーティストが女性アーティストとして天下を取ります。それがドナ・サマーです。彼女はマッカーサーパークで全米、ビルボードシングルを制覇しますがその後が凄い。
1979年に発表のホットスタッフは間違いなくこの時代を象徴する名曲中の名曲。この曲で彼女は世界の頂点に立ちます。しかしホットスタッフが長期政権を築こうとしたときには次のシングルがとてつもないスピードでチャートを駆け上がっております。
それがバッドガールズです。結局ドナ・サマーの連続一位は夢に終わりますが、バッドガールズは見事全米の頂点、ビルボードシングルチャートの1位になります。しかし、前作のホットスタッフと比べ、あまり後世に残っておりません。
観客の盛り上がりを観て一目瞭然です。この曲ならびは歴史上は逆です。しかし、構成としては間違っておりません。尚、バッドガールズの方が数字的には米国ではホットスタッフより売れたことになっております。しかし、欧州ではホットスタッフの方が上なんですよね。だからこの動画が撮影されたであろうノルウェーのオスロでは仕方ないですな。
分かっている観客、米国人の50代以上がいる会場なら熱狂のるつぼと化していたでしょうんね。
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