2018年7月26日木曜日

代表校

高校野球は来月からの選手権も面白いが、私個人的には予選の方に注目しがちです。

自分の母校、家族の母校、友人の母校の戦果に一喜一憂できますからな。

今年も徳島大会の決勝で徳島県唯一の私学、生光学園が敗退。徳島県のみ過去に私学が代表になったことがなく、そのため生光学園を応援するファンは多い。
その生光学園に勝利し、徳島代表になったのは甲子園常連の鳴門。準決勝で九回に4点差を追いつき、サヨナラ勝ちしていた。

今年の驚きは高知大会。あの明徳義塾が高知商に決勝で負ける。明徳義塾は生光と違い、高知県では全く人気がない高校。星稜のゴジラ松井を5打席連続敬遠してからアンチは多い。その高知商は8年連続出場の明徳義塾に勝っての12年ぶりの出場。因みに明徳義塾は過去20年間に16回の出場。
 
南北海道の北海も連続出場が3年で途切れましたが、福島は12年連続の聖光学院、栃木県は8年連続の作新学院が順当に代表に。和歌山も20年で15回の智辯和歌山。
 
興味深いのは聖光学院の場合、脅かす他校が少ないうえ、初出場から一気に福島の盟主になりましたが作新学院の場合、江川のはるか前に春夏連覇をし、江川もいたのに80年代90年代は暗黒の時代を迎えるんですよね。8年連続なのにまだ14回目の出場です。
 
80年代90年代の栃木県は宇都宮南、佐野日大、宇都宮学園、国学院栃木などが強かったのですが、どの高校も全国制覇はできず。結局栃木代表の全国制覇は2度とも作新学院なのですよね。

選手権は過去三年連続で関東の代表が優勝しており、過去10年で関西の代表は大阪桐蔭の三回、関東以外も中京大中京と興南の一度ずつ、ということで10年で5度は関東の高校が優勝。
 
そして東日本の雄、横浜高校も実は1998年、あの松坂大輔を擁した時の優勝以来夏の選手権優勝はない。これは意外だと皆さんびっくりすると思います。過去20年間に10回出場。これは東海大相模、桐光学園などがあるので仕方ないのですが、それでも神奈川県はその間東海大相模の一度の優勝のみなんですよね。

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。