2018年9月15日土曜日

十津川警部

遅くとも小学校6年で推理小説を読んでおり、しかも西村京太郎一筋。
かなりの数の西村京太郎作品を読みました。
 
読み始めた理由は鉄道が出てくるというのもありますが初期のD機関情報も好きでしたし、消えたタンカーも良かったです。
 
西村京太郎の作品では探偵の左文字進シリーズも良いですが、やはり一般的に2時間ドラマの警部のパイオニアは十津川警部です。
 
十津川警部シリーズの良い点は主人公は十津川省三の筈が意外とカメさんこと亀井刑事だったりすることです。ほかの部下の刑事も西本、清水、日下、北條と抱負。テレビドラマの場合、テレビ局によって配役が違いますが、なんといっても三橋達也、愛川欽也、森本レオ、山村紅葉の作品が最高ですね。
 
十津川シリーズの特徴
  • 都内での殺人事件は井の頭公園、世田谷が多い。西武線沿線は皆無。
  • 首都圏でも埼玉県警との合同捜査はない
  • 協力してくれるほかの道府県警の警部に三浦警部が多い。
  • 政治家や官僚が犯人や黒幕が多い 。
  • 有力容疑者や会社の重役などは警察相手でもため口が多い。
  • アリバイトリックに空路を使った場合、必ず定刻に離着陸し、すぐにタクシーで移動できる。
  • 都内で殺人はなく、身元の照会だけでも事件現場の道府県に飛んでいく。
  • カメさんの子供が良く誘拐される
  • 警官を辞めると探偵になるのが多い
  • 初動捜査から絡むのが多い 
  • 本多一課長と三上刑事部長が一緒に登場する作品は少ない。三上刑事部長単独の場合も多い。
  • 誰が乗車券を買ったかすぐに分かる
  • 空路の場合、誰が乗っていたかすぐに分かる
いずれにせよ十津川警部シリーズはディテールに拘った作品(実際には管理官などが存在するし、初動捜査は別の人たちがする)や非現実的な作品(警視総監が捜査したり、特命係など)と違い非常にあっさりとした作品なのが好評の理由だと思います。

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遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。