今のテレビって芸人がいないと成り立たなくなっております。
何せドラマにも当たり前に芸人さんが出ていますからね。
全盛期の間にドラマに出て成功した芸人は明石家さんまが初でしょう。
ビートたけしも映画戦場のメリークリスマスに出ておりますし、とんねるずの石橋貴明も
ハリウッド映画に出ていますが連ドラと言えばさんま師匠かと。
80年代までは芸人になるのはアホな奴というイメージでしたが今では京大や東大卒の高学歴芸人も当たり前。そして80年代初頭までは土居まさるや大橋巨泉などの芸人ではない大物司会者が多くいましたが今ではバラエティの司会では皆無ですからな。
しかし、芸人の中には一定のポジションに固執する人たちもおります。その代表例が
キングコングの西野です。彼ははひな壇を断ったために芸人としては干されていると言われております。。彼も「はねるのトびら」で若い時からMCを担当しており、プライド的にひな壇が許せない性格みたいです。
彼は高校野球で言えば入学即レギュラー。しかもエースで4番。しかし、強豪校でレギュラー争いに勝ってきたのではなく、新しくできた野球部の創設一年目でエースになり、クリーンアップを打てる選手がいないから4番に定着。しかし、その学校では4番でエースでも実際に甲子園(M-1)での優勝の経験はない。
そして卒業(はねるのトびら終了)となり彼はプロを目指すが、高校3年レギュラーを張ってきたからドラフトも上位指名ではないと嫌だ。1位(MC)でない入団しない。
勿論1位指名をする球団などなく、彼は元木大介みたいに野球浪人にはならなく、別のポジション(ひな壇やロケ)をやる気はなく、しかも野球でほかの選手と勝負するのが怖いのでしょう。
野球の場合、入団から引退までレギュラーで且つ一つのポジションで終わる人は少数派です。 外野手でも右翼や中堅手でスタートしても年齢ごとに外野内で動き、最終的に左翼手になる。内野手でもショートで入団してもその後セカンド、サードと異動する。
広島の高橋慶彦も高校時代はエース。入団後ショートにコンバート。ベストナインや盗塁王を獲得する力を発揮するが後に野村謙二郎が入団し、守備位置が被り、彼は結局放出される。高卒一年目の開幕スタメンショートの立浪和義も荒木や井端に譲り、セカンドやサードに転向。同じPLの後輩の松井稼頭央も高校時代は投手、入団後ショートに。しかし、メジャーで二塁手になり、最後は外野手に。
投手でも開幕ローテーション入りしてもその後リリーフ、抑えになった選手は多い。そして今の世の中は先発でないと一億円プレーヤーになれないわけではない。
しかしキングコングの西野は先発からリリーフになるのが怖い。それは彼がリリーフの適性がないことを自分で分かっているからでしょう。
ビートたけしがタモリの代わりに笑っていいとも!をやっていたら数年で終わったでしょう。タモリがタモリ御殿をやっても面白くない。勿論明石家さんまのアウトレイジも面白くないでしょう。人それぞれ適材適所があるのです。
しかし、西野が笑っていいとも!、西野御殿、アウトレイジをやってもヒットしない。多分今のどの番組を引き継いでも成功しなさそうですからね。
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