2018年10月24日水曜日

竜頭蛇尾

https://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2018/

今年のドラフトは昨年の清宮、一昨年の田中正義と違い、大物が少ない気がします。
特に社会人は不作かなと。それに高校生の投手も少ない。

今年のドラフトで1巡目の1位指名が確実なのは大阪桐蔭で春夏連覇の根尾内野手と藤原外野手。 そして日体大の松本投手ぐらいで、12球団がこの三人でもおかしくない。

甲子園準優勝投手の金足農の吉田投手は一位指名があっても一本釣りかくじを外した球団に限られそうです。

最近の大学生投手の特徴として、即戦力とは言えない点です。そのいい例が創価大卒のソフトバンクの田中正義。

彼は2016年のドラフトで5球団も競合したのに二年で今だ零勝。その外れ一位で5球団からの指名の桜美林大学からロッテに入団した佐々木千隼。初年度に4勝を挙げるが今年は勝ち星なしどころか登板なし。 同じ年に中日ドラフト1位の明大卒の柳裕也は二年間で3勝。正直チームの投手事情が良いとは言えないロッテと中日でこの成績では竜頭蛇尾です。

ドラフトで指名された投手で後に球界を代表するエースってほぼ高卒です。そのいい例が名球会のメンバーとMLBに行った堀内恒夫、鈴木啓司、江夏、村田兆治、北別府、工藤、山本昌、石井一久、田中将大、ダルビッシュ、前田健太らです。大卒又は社会人経由でドラフトで入団で200勝か250セーブは山田久志、大魔神佐々木、岩瀬、高津のみ。

大学や社会人は即戦力を求めており、正直2年目までに出てこないとアウト。特に大学と社会人を経ての入団の選手は1年目での登板がないときついですね。

阪神タイガースの補強ポイントは高齢化している野手陣。特に外野手は支配下選手に高卒はゼロ。内野も生え抜きは北條と植田のみ。しかし、北條も植田もまだ若いので遊撃手を獲得する必要はなし。高卒ゼロの外野手は糸井と福留は揃って35歳以上。

投手陣は望月や才木が上位指名ではないが、着々と力をつけてきているので地元のスター以外は敢えて上位で高卒投手を指名する必要はない。

金本が続投なら今年は野手指名でしたでしょうが、矢野が監督になり、ガラッと指名が変わると思います。ということでタイガースの一位候補は藤原外野手でしょう。高卒野手の場合3年目から良いのですが素材次第では2年目からレギュラーもあり得ます。特に福留は来季がスタメン最後でしょうしね。

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。