2019年2月1日金曜日

殺人事件


昔は行方不明や失踪は拉致だの駆け落ちだのと思われていたでしょうが、大学生以上が行方不明になった場合、大抵最悪な結果で終わります。
 
今回も薬科大学の18歳の女子学生が昨年11月末に茨城県神栖市での目撃証言を最後に失踪。因みに私の持論ではこの茨城県神栖市は治安が良くありません。神栖警察署は2017年4月に開設。もともと神栖市は鹿嶋署の管轄だったところで新たに警察署を開設というのは名目上神栖市の人口が多いからですが、人口も多いが犯罪も多いからでしょう。しかも茨城県の鹿行地区(旧鹿島郡と行方郡)には警察署が4つもあるんですよね。
 
逮捕された35歳の無職の男性は神栖市深芝南在住。被害者は昨年の11月20日の午後に東京都葛飾区の自宅の最寄りのJR綾瀬駅から電車に乗り、最終的に鹿島線の鹿島神宮駅で下車。そこからタクシーに乗り、被疑者の自宅の近くのコンビニに着いたのは18時ごろ。
 
それを逆算していくと乗ったであろうルートは綾瀬~我孫子~成田~佐原~鹿島神宮。15:10に綾瀬から常磐線に乗り、成田線、鹿島線経由で鹿島神宮駅に着いたのが17:36。鹿島神宮駅から神栖市深芝南にあるコンビニはタクシーで20分ほど。
 
電車賃が片道1940円。鹿嶋市のタクシーは初乗りが2キロまでで730円。その先282メートルごとに90円。鹿島神宮からコンビニは約9キロ。ということはタクシー代は約3000円。普通に考えたらこの被疑者は自宅を出る際にお財布に10000円は入っていないとだめになります。
 
この事件の注目点は何故に被害者が同じ日に二度被疑者に会おうとしたかです。目隠しされて自宅に連れ込まれた人間が何故にまた行こうとしたのか。目隠しをされ、自宅に連れまれ、お茶を出され、歓談し、ハイさよならしましたはあり得ませんからね。
普通の人は即警察に通報ですからな。しかもその時はスマホを持っているのですからね。

インターネットの掲示板で知り合い、被疑者を訪ねたのは分かるが何故に二回も会おうとしたのか?しかも帰るお金がないと近所の人に相談しております。
 
今はスマホでルートを検索でき、目的地まで幾ら必要がすぐに分かります。それなのに何故帰りの電車賃が足りなかったのか?タクシー代がないのなら歩けばいいのでお財布に2000円はなかったということになります。
 
もっと突っ込んで書けば、わざわざ券売機で切符を買っていたわけがなく、SUICAなどのICカードで乗車していた筈。 鹿島神宮駅で乗車できるだけの残高があれば、最悪降車する綾瀬駅に誰か来てもらえれば良かったし、18歳の一人暮らしの大学生で今どきキャッシュカードがないのも不思議です。ということは財布を被疑者に取り上げられたのか?

そして一度目は殺されずに済んでいるのに何故にもう一回会おうとしたのか?掲示板で出会い、会うのなら被疑者が鹿島神宮駅に迎えに行くのが普通です。乗用車も保有しているので。それなのに被害者はタクシーで最寄りのコンビニへ。
 
会ったことがない異性に往復1万円も使って会いに行くのって恋愛感情があるか、もしくは余程切羽詰まったことしか考えられないですよね。
 

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明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。