2018年5月7日月曜日

シュニッツェル


ポークシュニッツェル
チェコというかヨーロッパには日本のとんかつに似ている食べ物がございます。正確に言えば日本のとんかつが似ているのであります。それがシュニッツェルです。

シュニッツェルはドイツ語であり、チェコ語ではジーゼックとなりますがシュニッツェルでも大抵通じます。逆に英語の場合、fried porkやdeep fried pork in breadcrumbsと書くとピンとこないので英国人にもシュニッツェル、schnitzelで通じます。

シュニッツェルと言えばウィンナーシュニッツェル。こちらはオーストリアの首都ウィーンの名物で、仔牛のシュニッツェルとなります。シュニッツェルの場合、日本のとんかつと違い、いかに薄く叩けるかが勝負となります。

オーストリア以外では仔牛バージョンは稀で、専らチェコではポーク、又はチキンになります。ターキーのシュニッツェルも時々あります。ウィンナーシュニッツェルの場合は、付け合わせにオーストリア版のポテトサラダが出てきますが、チェコの場合、お店で付け合わせを選べる場合が多く、茹でたジャガイモ、フライドポテト、マッシュポテトが人気です。

日本のとんかつにライスみたいな感覚でシュニッツェルとライスを頼むとウェーターさんに嫌な顔をされます。多分これは日本でいうところのお寿司に醤油ではなく、マヨネーズなのかもしれません。

揚げ方も日本の油やラードたっぷり入った鍋に衣をつけた肉を入れるのではなく、フライパンなどの鉄板で薄いラードやバターで揚げるところが多いです。尚、日本みたいにとんかつソースはなく、レモンを絞るだけ。お肉に塩コショウがされており、ソース類は不要です。

2018年5月6日日曜日

ロンドン⑧

ロンドンの帝国戦争博物館の続きです。

Supermarine Spitfire

英国の戦闘機と言えばスピットファイアでしょう。第二次世界大戦前から終戦に掛けて滞りなく生産された唯一の英国産戦闘機で、22500機以上生産されたそうです。

スペックを見ていくと、スピットファイアIX型は最高速度時速657キロ、航続距離が698キロ、初飛行は1936年3月5日。兵装は主翼に20ミリ砲が2門、0.303インチ機関銃が4門。

8.8cm FLAK36

 英国の戦闘機、爆撃機の脅威は独軍戦闘機だけではなく、FLAKと呼ばれる高射砲であります。FLAKとはFlugabwehrkanoneの略で、対航空機砲の意で、英語で高射砲はanti-aircraft cannonですが、英語圏でもFLAKで通用します。英国空軍の損害の1/3はFLAKによる撃墜だったみたいです。尚、1944年までには1万から1万5千もののFLAKがドイツ全土に配備され、ドイツの防空を担っていたそうです。

高射砲はもともと普仏戦争でプロイセン軍が使用した気球砲が基に開発されており、第二次世界大戦までは防空の担い手でしたが、戦闘機や爆撃機が音速化されると対応できなくなり、地対空ミサイルにその任務を譲り、大口径の高射砲は消滅しております。


V-1ロケット
 ドイツと言えばV-1ロケット。その後ろ姿をどうぞ。蛇足ですが、ロケットとミサイルの違いは誘導できるかどうかだそうです。勿論、民間用のロケットはあっても民間用のミサイルはございませんが。

2018年5月5日土曜日

インバウンド対アウトバウンド

日本人が海外に行く方が日本の国益になるのか、それとも海外から日本に来てもらう方が国益になるのか、実証していきたいと思います。


アウトバウンド(日本人が海外旅行に行く)
海外旅行に行く方法は4通り
  1. パックツアーに申し込む
  2. 個人旅行(航空券+ホテル+鉄道)を申し込む
  3. 自分で全て手配をする
  4. 現地に友人・家族がいるので手配は航空券のみ
 1の場合、利益を上げるものは
  • 日本の旅行会社
  • 航空会社
  • 現地のランドオペレーター 
  • 現地のDMC
  • 現地のバス会社
  • 現地のレストラン
  • 現地のホテル
  • 現地のガイド・アシスタント
  • 現地のお土産店・観光施設
 2の場合は
  • 日本の旅行会社
  • 航空会社
  • 現地のランドオペレーター
  • 現地の鉄道会社
  • 現地のホテル 
  • 現地の観光施設
 3の場合は
  • 航空会社
  • 現地のホテル
  • 現地の鉄道・路線バス会社 
  • 現地の観光施設
  • (航空券予約サイト)
  • (ホテル予約サイト) 
4の場合は
  • 航空会社
  • 現地の観光施設
  • (航空券予約サイト)
いずれにせよ日本側で利益を上げるのは日本の旅行会社とせいぜい日系航空会社ぐらい。

インバウンド(海外から日本に旅行者が来る)
海外から日本に来る方法は4通り。

  1. パックツアーに申し込む
  2. 個人旅行(ホテル+航空券+鉄道)を申し込む
  3. 自分で全て手配する
  4. 日本に友人・家族がいる
1の場合、利益を上げるのは
  • 海外の旅行会社
  • 航空会社
  • 日本のDMC
  • 日本のバス会社
  • 日本の全国通訳案内士
  • 日本のホテル
  • 日本のレストラン
  • 日本のお土産店・観光施設 
2の場合、
  • 海外の旅行会社 
  • 航空会社
  • 日本のDMC
  • 日本のホテル
  • 海外のジャパンレールパス正規代理店
  • 日本の観光施設
3の場合、
  • 航空会社
  • 日本のホテル
  • 日本の観光施設
  • 海外のジャパンレールパス正規代理店
  • (航空券予約サイト)
  • (ホテル予約サイト)
4の場合、
  • 航空会社
  • 日本の観光施設 
海外で利益を上げる者は海外の旅行会社とジャパンレールパス正規代理店ぐらい。
従っていかにインバウンドの方が日本の国益には良いかお分かりいただけると思います。

2016年に海外に行った日本人は延べ1621万人。これって約7人に1人です。しかも一人の日本人が出張で年に複数回行っているので実際の数値は20人に一人、600万人ぐらいだとおもいます。下手したらこれ以下です。しかもこれ以上増えるとは到底思えません。
何故なら海外旅行をする日本人の総数を増やさない限り、延べ人数は絶対に増えないからです。去年プラハに行った人は来年もプラハにはいかない。次は別の国を求めていく。
従って600万人の奪い合いにしかならいないのです。なので新しいデスティネーションを探し、プロモーションするのも大事ですが、必要なのは底辺の拡大、日本人旅行者のパイの拡大です。もしくは休みが増え、海外に頻繁に行けるようになればパイは増やさなくても延べ人数は増えます。しかし、それは無理でしょう今の日本のシステムなら。

逆に日本に来る海外からの旅行者は年々増える一方。既に日本人の海外旅行者数を上回っており、上記に書いた通り国益も増える一方です。2400万人の訪日旅行者のうち、勿論年に複数回訪日する人はいるでしょう。しかし、回数が増えても日本に落ちるお金は増えるのみ。2400万人の旅行者がおれば2400万人の日本人がインバウンドに関連しているともいえると思います。この数字は実に日本人の5人に1人です。

訪日旅行者は一か国だけではないので、今後は増える一方だと思います。それは何故か?
新興国からの訪日客が増えるからであります。しかも日本は意外と広い。本州は世界で7番目に大きな島。チェコなんか14日間も滞在しても見るところは限られます。しかし、14日間の日本はほんの一部です。その為、リピーターもあり得るのが日本かと。

最後にインバウンドとアウトバウンドの違いを書きましょう。

日本の旅行会社はほぼ自社でツアーを作成します。勿論ランドオペレーターや現地の旅行会社の日本人と相談はするでしょうが、自社で作成します。
しかし、日本のインバウンドを扱うDMCは海外の旅行会社から来る見積もりを待っている状態で、自社でツアーを作成し、売り込むということはほぼしません。
因みに私もプラハのインバウンドの旅行会社で働いた経験があるのでわかりますが、チェコのDMCも売り込みはしますが、ツアーを作成したりはしません。常に受け身です。


日本人はネットや書籍で資料を集め、現地の情報を得ますが、海外の旅行会社はそんなことはしません。従って日本側から積極的に発信すればそれだけ訪日旅行は増えると思います。海外の旅行会社で日本ツアーを扱っていない=やりたくない、ではなく単に自社ではできないだけ。日本の場合はパイが少ないからできないとは違うんですよね。

2018年5月4日金曜日

殺人未遂事件

このブログを書いているのは4月12に日の午後です。

4月12日に熊本市中央区九品寺のホテル内で28歳の女性が刺され、その後19歳の男性を任意同行する事件がございました。

尚、刺された女性は知人によって搬送され、命に別条がないそうです。

この事件のポイントは3つ。

  1. 搬送したのが知人
  2. 逮捕ではなく、任意同行という点 
  3. 被害者は刺された
住所を調べた感じ、ラブホテルだと思われます。今回は殺人未遂事件ですが、ラブホテルでの殺人事件って本当に被疑者が捕まりません。何故か?
  • 被害者は売春婦だったりデリヘリ嬢の場合が多い
  • 室内には不特定多数の指紋が残っている
  • 場所上、防犯カメラとかがない
殺人事件の場合、被疑者は
  1. 被害者と顔なじみ
  2. 被害者と面識がない
 この二つにまず分けます。まずは被害者に恨みを持っている者を探します。何故なら殺人の動機は
  1. 怨恨
  2. 物欲又は性欲を達成するため、若しくは犯行を隠すため
  3. 通り魔的犯行
 この3つしか動機はないからです。保険金殺人は2になりますし、強盗殺人も2です。隣人の騒音でカッとなって殺すは1。宮崎勤や大久保清の場合もいたずらや強姦目的なので2です。

被害者と逮捕された19歳の男性が顔なじみかどうかは今日の記事では判別できませんでしたが、少なくとも19歳の男性が誰だったかは被害者は知っていないとおかしくなります。そうでないと警察は直ぐに発見できません。しかし、逮捕状を請求が間に合わなかったのか、それとも被害者の名前を知らなかったのか。被害者が「刺したのは〇〇!」と警察に言えば、警察は緊急逮捕できますからね。従って今回の場合は被害者と被疑者はそこまでの顔なじみではない。顔なじみ=怨恨説ですが、怨恨がある者同士がラブホテルに行くのもおかしいですね。

しかし、不思議なのが凶器は鋭利な物だということです。ラブホテルにナイフとか置いてあるのかしりませんが、被疑者が事前に用意したものだと思われます。この場合、デリヘリ嬢や売春婦とホテルに行くのに何もやましい動機がなければ刃物を持参する必要はない。

そして最大の疑問は知人が搬送です。普通は救急車です。しかも記事では知人らが、とあるので複数の人たちです。知人がラブホテルの室内に一緒にいるのはかなり不思議な状況です。しかも居た場合なら知人が救急車を呼びます。

ということはこういうことです。
「現場に知人らはいなかった。しかし、被害者は救急車を呼ばずに知人に電話した」

こうなるとやましい理由があるから呼べないとなります。私の推理はこうです。

19歳の男性がデリヘリを頼んだ。そして何故か揉めて、持参した刃物で女性を刺した。
男は逃げて、女性はデリヘリ派遣会社に電話した。その通話を受けて、派遣会社のスタッフが現場に急行し、女性を車に乗せて、病院へ運ぶ。そして事件性があると判断した病院から警察に通報され、スタッフらは事情を聴かれる。そして被害者がデリヘリ嬢だと分かり、刺した男の人相とかを言う(電話番号もであろう)。警察が周りを警戒し、人相や服装からある男性に職務質問をする。そして任意同行で警察署へ。そしてその男は犯行を認める。

如何でしょう? これで逮捕ではなく、任意同行の理由が理解できます。何故なら逮捕状を請求するならその男の素性が判明していないといけませんからな。

そして最悪女性が殺されていたのなら死人に口なしなので証言を得られずに迷宮入りの可能性がありましたな。

2018年5月3日木曜日

習志野高校

このブログを書いているのは4月11日です。

千葉ロッテの福浦和也選手が球団新の2162試合出場を達成。高卒の42歳ですが、ここ6年は控え選手に甘んじ、6年間で出場は384試合だったので意外と遅い快挙です。

https://www.nikkansports.com/baseball/photonews/photonews_nsInc_201804110000131-1.html 

日刊スポーツによると楽天の嶋捕手と福浦選手、元西武の伊東勤さん以外は全員2000本安打を達成者。そして嶋捕手と福浦選手を除けば、1つの球団にしか属しなかったのは王さんや福本さんを含め8名。因みに王さんは2831試合出場で、これはあの鉄人衣笠さんよりも多い。衣笠さんは2215試合連続試合出場の日本記録保持者で有名ですが、通算2677試合しか出場していません。現役引退=記録更新終了だったので、彼は連続試合出場をする前は462試合にしか出ていないということになります。

大洋・横浜と中日で長く正捕手だった谷繁さんは通算試合出場の記録を持っているが横浜でも中日でも球団記録は持っておらず。横浜は石井琢朗さんであり、中日は立浪和義さんであります。

セリーグはゼロなのにパリーグの場合、捕手で球団記録保持者が二名。南海のノムさんと西武の伊東勤さん。捕手が球団記録とはこれは凄い。ヤクルトの宮本慎也さんだけが大学+社会人出の球団記録保持者。不思議と楽天以外の球団で大学出身の記録保持者は宮本さんだけ。私はてっきり若松勉さんだと思いきや、19年の2062試合のみ。宮本さんよりちょうど百試合少ないです。若松さんの場合、シーズン全試合出場は一回だけというのが響いたと思います。1年目からレギュラーなのに残念です。

阪神タイガースの記録保持者は2000本安打の藤田平さん。なんと球団記録は2010試合です。藤田さんもタイガースにしか所属していませんでしたので通算試合も2010試合。そして通算安打が2064安打なので実は1試合に1本以上のヒットを量産。実働19年でフル試合出場は4シーズンのみ。日ハムの記録保持者、田中幸雄さんは2238試合で2012安打。実働22年。

福浦選手は2000本安打までもう少し。 二千本安打となれば習志野高校卒では中日の谷沢健一さん以来の名球会入りとなります。習志野高校野球部OBには他にミスタータイガース掛布雅之さんと現ヤクルト小川淳司監督というそうそうたるメンバー。蛇足ですが小川監督は高校三年の夏の甲子園優勝投手。大学では岡田彰布さん、原辰徳さんらと大学日本代表でクリーンアップ。

複数の名球会メンバーを出す千葉県初の高校に習志野高校がなるのか?

2018年5月2日水曜日

SNS②

SNSが普及してだいぶ経ちますが、正直この先何十年も果たして続くか、です。
そして国によってSNSの普及は違います。

まずはTwitter。日本ではメジャーでも、チェコではマイナーな部類に入ります。
これは国民性の違いが原因かもしれません。というのもチェコ人はつぶやく民族ではないとも言えます。

次にFacebookですが、Twitterと比べたらかなり普及しております。しかし、基本的にチェコ人は文字だけの投稿はしません。自分が写っている写真又は動画、ネット記事や面白動画のシェアが主流です。その為、日本人より社会ネタが多いのも特徴。自作の料理の写真とかもアップしませんし、レストランの料理のアップもほぼありません。
そしてインスタグラム。ツイッター以上に普及しておりますが、日本人のインスタ映えとは違う路線で、完全に自己満です。

最後はブログです。ブログは日本では当たり前ですが、チェコの場合、芸能人のブログはほぼなく、会社かブロガーのブログとなります。そして日常生活をアップする日本では当たり前のブログは皆無かと。

基本的にチェコ人は日本人ほど私生活を明らかにしません。もしくはネタがない、思いつかないのかもしれません。 Facebookの役割は連絡手段であり、情報源の一つととらえております。なので情報源となりにくいインスタやツイッターはやらないのでしょうね。そしてこの4つを使いこなしている素人チェコ人はいないと思います。

日本人とチェコ人の大きな違いは匿名性です。日本人は顔出しNG、ハンドルネームでの登録が多い。しかし、チェコ人は本名が前提だし、顔出しが基本。昔の同級生や友人を検索する際も名前と写真で判別可能。

しかし、日本の場合写真も無ければ本名で検索できない場合も多々あります。特にFacebookの場合は繋がりを重視しているので私には理解できない。

私のSNSは
  • ハンドルネームでやるのはブログ
  • 本名顔出しでやるのがFacebook 
Facebookの場合、公開限定ができるので本名でやっていても何も影響はないと思うんですよね。因みに私はブログもFacebookも本名でやっております。インスタは前にやっておりましたが、止めました。自分がフォローしている数とフォローされている数が違うのに違和感を感じたんですよね。

2018年5月1日火曜日

ロンドン⑦

イタリアの特殊潜航艇
ロンドンの帝国戦争博物館には英国の兵器もありますが敵軍の捕獲した兵器が多いのも特徴です。これも戦勝国だからできる展示です。

写真は第二次世界大戦のイタリア海軍の特殊潜航艇。特殊潜航艇は英語だとmidget submarineであり、midgetとは小人、極めて小型の、という意味です。なのでそのまま日本語に訳した場合は豆潜水艦や超小型潜水艦なのですが、日本語だと特殊潜航艇となります。これをそのまま英訳したらspecial submarineとなります。因みに潜航艇という言葉は常に頭に特殊が付きます。なので潜航艇という漢字三文字の乗り物、兵器は存在しません。

どうも米軍の仕分けだと150トン以下だと特殊潜航艇らしいです。特殊潜航艇の多くは1人か2人乗りで、居住空間はない。その為、任務ごとに母艦から出撃することになります。日本の特殊潜航艇「甲標的」が有名ですが、こちらは乗員名で、魚雷も船首に二発装備。逆にドイツの特殊潜航艇はもっと小型で、魚雷を改造したものが多く、特殊潜航艇の下に同形の魚雷をぶら下げていたものもあります。

特殊潜航艇と回天を混同される方もおります。特殊潜航艇は乗員のリスクは非常に高いが生還を前提に製作、配備、投入されたので魚雷を発射する仕組みですが、回天は乗員の生還を前提にしておりません。回天は出撃=死です。

特殊潜航艇自体は世界中で開発、運用、実戦配備、投入されておりますが、特攻兵器回天は日本軍のみ。皮肉なのが生還を前提だと特殊、死を前提だと特別という使い分け。現代、日常生活だと特殊の方が特別よりダークですからね。

明けましておめでとうございます

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 昨年の12月13日から1月13日まで日本に一時帰国しておりました。 今回は帰省と仕事の両方でしたがあっという間の1か月でした。  今回のポイントは初の種子島訪問でした。